飲食店 アルバイトよりも安い賃金で働いていないか

時給換算するとアルバイトよりも時給が低いと知ったら

 

飲食業界に限った話ではありませんが、アルバイトから正社員になったら、むしろ1時間あたりの時給が下がった嘆く方はいらっしゃるのではないでしょうか?

 

アルバイトと違って、給料は安定して、厚生年金や健康保険に入れるので一概に比較する事はできませんが、それでも時給換算してみるとアルバイトの時給よりも低い事が分かるとモチベーションは下がります。

 

このような飲食店の特徴としては、残業代が支払われない、または役職手当や見なし残業代によって誤魔化すブラック企業で働いているケースになると思います。

 

割増賃金となる残業代を考慮して普通に働けば、アルバイトよりも時給が低くなる事は無いハズです(入社した直後で残業を考慮しないとアルバイトと同じぐらいになる可能性はありますが)。

 

役職手当・見なし残業代手当で残業代が消える訳ではない

 

まず見なし残業代についてですが、これは固定給として事前に1ヶ月の残業代を前払いするような仕組みになります。ただ、仮に見なし残業代に達す程働かなくても返還の義務は発生しません。

 

そして、逆に残業時間が見なし残業代を超えた場合は、超えた分の残業代は支払われない…と考えている方が意外に多いです。

 

そのような事は決してなく、固定給としての見なし残業代分を超えて働いたのでしたら、企業は超えた分の残業代を支払う義務が発生します。

 

 

そして、次に役職手当ですが、これは店長という管理職についた場合に支払われる手当になります。

 

ただ、手当が支払われたからといって残業代が免除される訳ではありません。管理者として残業代が免除されるのは、

 

・職務内容、権限及び責任に照らし、労務管理を含め、企業全体の事業経営に関する重要事項にどのように関与しているか

 

・その勤務態様が労働時間等に対する規制になじまないものであるか否か

 

・給与(基本給、約付手当等)及び一時金において、管理監督者にふさわしい待遇がされているか

 

上記の3つの要件を満たしていないと残業代が免除される事はありません。

 

なお、この4つの要件はマクドナルドの店長が不払いの時間外手当の支払いを企業に請求した際に東京地方裁判所が判決を下す際に述べた要件になります。

 

詳しい説明は省略しますが、判決ではマクドナルドの店長に対する時間外労働や休日労働に対する割増賃金は認められる結果になっています。

 

なお、このマクドナルト事件を切っ掛けに名ばかり店長という言葉が生まれたとされています。

 

※マクドナルド側は控訴しましたが、控訴審で一審を超える和解金1千万円を支払って和解しました。

 

したがって、基本給や手当、見なし残業代などを合わせて、管理者に相応しい待遇をされていないと判断したら、自分はブラックな環境で働いていると思った方が良いかもしれません。

 

優良な飲食企業も存在する

残業代を少なくするために社員の負担を重くするようなブラック企業もありますが、一方で残業代をしっかりと支払い、社員に休日をしっかりと確保して貰うために企業努力している企業も増えています。

 

大手ですと、はなまるうどん、富士そば、天狗などが有名ですが、それ以外でも一般の転職サイトやハローワークなどには求人を掲載せずに、飲食専門の転職エージェントなどを利用して人材を確保している飲食企業も多いです。

 

名前は聞いた事が無くても、親会社は有名企業だったり、地元密着のチェーン店で売上を伸ばしていることもあります。

 

そのため、もし今の飲食店に不満を持っているのでしたら、一度転職活動を始めてみる事をオススメします。
実際に転職をするかどうかは、転職活動をして今の職場と転職エージェントなどで紹介して貰った求人を比較した後で決めても良いと思います。

 

もしかしたら、あなたのキャリアに見合わない低い待遇で酷使されている事が分かるかもしれません。

 

ただ、そのような状況は実際に行動を始めて見ないと分かりません。

 

もし、もっと良い飲食企業で働きたい、本部の仕事やエリアマネージャー、SVにキャリアアップしたいと思っているのでしたら下記の記事を参考にして頂ければ幸いです。

 

⇒優良な飲食企業の求人を扱っている転職エージェント

オススメの飲食専門の転職エージェント

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